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いい画が撮れました。

先日の土曜日の明朝6時、僕は上高地に立っていた。
そう、去年から密かに計画を練っていた涸沢カールの紅葉写真を撮りに行くためだ。

食料や撮影機材やキャンプ道具を一通り詰め込んだザックは20キロ以上、こいつを担いで涸沢までは距離にして約16km、高低差にして800mを登る必要がある。

はて、たかが写真を撮るためにそこまでする必要があるのか?
それは見てからのお楽しみ............

DSC_3451karasawa.jpg
朝もやに包まれた上高地の河童橋。ここはまだスタート地点でしかない。

PA101246karasawa.jpg
登り始めて程なくして朝日が谷に差し込んできた。


PA101263karasawa.jpg
台風一過でチリ一つ感じられない空気、どこまでも遠くを見渡せる。
遠くの景色でも霞まないから遠近感が出なくて不思議な感じがする。


DSC_3471karasawa.jpg
上高地を出発して横尾までは左手にずっとこの明神岳が見える。


DSC_3486karasawa.jpg
高度を上げるにつれ季節は早送りされ秋がやってきた。


DSC_3491karasawa.jpg
梓川を屏風岩側に渡るといよいよ本格的な登り道になる。それにしても凄い人の数。


PA101401karasawa.jpg
登っている途中、急激に天候が悪化し雨が降り出した。そして晴れてピーカンになったかと思えば今度は雪が降り出した。そんなわけで最後の2、3kmは気分が完全に萎えるてしまうような区間だった。それゆえ涸沢にやっと着いた時はただただ感激。

とりあえず大急ぎでテントを設営した。雨じゃなくて雪である意味助かったかも。雨だと設営中にびしょびしょになってしまうから。

PA101411karasawa.jpg
天候の回復を祈ってテントより外を覗いてみるも、雪は強くなるばかり........


PA101419karasawa.jpg
テントの中に居ると寒くて変になりそう。暖をとりにヒュッテに行く途中、振り返ってみるとそこは完全に冬景色。


PA101430karasawa.jpg
ここまで冷え込むととてもテントに戻って自炊する気にはならない。暖かいヒュッテで暖かい夕食。キャベツたっぷりのみそ汁が全身に染み渡る美味しさだった。


PA101440karasawa.jpg
完全に日が堕ちると漆黒の闇夜にテントの灯りだけが浮かび上がる。非日常的な状況で見るとても幻想的な光景。頑張って登ってきた人の数だけ灯る光。


DSC_3512karasawa.jpg
テレビも無ければゲームも無い。あえて時間が分かるものは持ってこなかったから今が何時だかサッパリ分からない。(感覚的にはたぶん19時くらいだろうけど)

そんな環境の中にいると、見る必要性のある物は何も無いのに照らし続けるLED式ランタンや今自分が起きてただ体力を消耗しいていることさえ無駄でもったいないような気がしてくる。外は吹雪いていて出ようにも出れないから寝ることにした。ランタンを消すと急に闇に包まれ見える物は無くなった。しかし暗闇に目が慣れてくると月明かりだけでも嘘のように明るく感じれるようになった。そうはいってもすることは相変わらず無いから寝ることにした。



時たま吹く突風の轟音で夜中に何回が起こされるも(ダウンたっぷりの寝袋のお陰で寒くはなかった)無事に?朝を迎えることができた。不思議なもんで夜明け前には自然と目が覚める。耳をすまして外の音を聞くも、どうやら雪と風はおさまったようだ。だけどやたらと寒い。何気なく寝る前に天井に吊っておいた湿り気のあったグローブを触ってみるとカチコチに凍っていた。ということはテント内にも関わらず気温はマイナス!!えらいこっちゃ!それでも起きないわけにはいかないので防寒着を着込んで外に出てみると...............こりゃまたえらいこっちゃ!
(画面をスクロールしてちょ)













































DSC_3523karasawa_20091016020301.jpg
めちゃくちゃキレイ!!
蒼い空気に包まれ、穂高連峰上空に輝くオリオン座。しかも肉眼でオリオン大星雲まで見えてしまう澄み切った空気。こんな景色を寝起き直後に見せられたら超低血圧っ子も眠気なんて吹き飛びます。さっそく撮影準備に取りかかった。


DSC_3526karasawa.jpg
一度テントに戻って機材を整え、再度テントから出た時にはもうさっきと表情はがらっと変わっていた。山の稜線に日が当たり出してピンク色に輝いていた。もうすぐモルゲンロートのお目見えか。


DSC_3537karasawa.jpg
ここ涸沢はカール地形のため朝日を見ることはできない。その代わり朝日が一足先に山の稜線に当って赤く輝くモルゲンロートという現象を見ることができる。


DSC_3586karasawa.jpg
カールの上下でグラデーション状に染まる名物の紅葉は残念ながら見れなかったけど、モルゲンロートはばっちり見れた。またとして同じ色はなく、刻々とその赤は変化する。一期一会の素晴らしい景色を逃さないようシャッターを切りまくった。


DSC_3655karasawa.jpg
日が昇るにつれ、ぐんぐんと気温が高くなるのが身をもって感じ取れる。こんな大自然の中に身を委ねると普段は意識すらしない太陽のありがたみを感じずにはいられない。今日も顔を出してくれてありがとう、明日もひとつよろしく頼むわ!




昼頃までそこらへんをぶらぶら散策して過ごした。名残惜しいけどまだ下山が待っている。山登りは登ってゴールじゃなく、出発点にまた無事戻ってきてやっとゴールとなる。それなのに重装備が響いてか、下山開始直後に右膝に激痛が走りほとんど曲げれない状態になってしまった。そんなことを嘆いても皆自分のことで精一杯だから助けてくれないし助けてもらうわけにもいかない。幸いなことに歯を食いしばって冷や汗かきながらも前に進むことはできたので苦痛に耐えながらも何とか上高地の河童橋まで再び戻って来ることができた。やっぱハイキング用の靴じゃあっかんわ~。靴底がヤワすぎる。最後の最後で予算をケチって靴代惜しんだのがいけなかったか。まず揃えるべきところなのに(笑)


来年はちゃんとした靴で再び感動する景色に会いにいきたい。

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テーマ : 風景写真 - ジャンル : 写真

2009/10/16 00:00 |日常の風景COMMENT(8)TRACKBACK(0)  

コメント

来年参加希望^^
右ひざ大丈夫か
痛くなった時、うん?って思った時に
いたわりましょう^^
といいながらトレイルがんばろね♪

きれいな写真やね。さすが師匠

No:749 2009/10/16 04:14 | 修理屋 #- URL [ 編集 ]

すごぉい。
綺麗っす。
行きたいなぁ。
山登り魅力的やの。

靴ってやっぱり大事なんやね。

No:750 2009/10/16 13:08 | ゆくこ #- URL [ 編集 ]

写真を撮りにいくのが第一目的と言うことに驚き。
綺麗な写真をみて、こちらまで癒されました。
ありがとう。

高地で山にいろがないから、テントのカラフルなのが鮮やかで綺麗やね。
そして、夜景ってこんなに綺麗に取れるのしらなった。

No:751 2009/10/17 07:29 | のび~ #- URL [ 編集 ]

きれい。テントだらけって不思議な光景。
こういう旅行て腹へりそう。私には無理。

でも非日常て大事よね。  

No:752 2009/10/17 09:23 | #- URL [ 編集 ]

>修理屋さん
ぜひぜひ皆で行きましょう!
修理屋さんにもこの感動できる絶景を見てもらいたいです。
膝は........注意します。サポートタイツ履いてたんですがねぇ。

>ゆくこ
山登りは究極のLOHASやで。
頑張ったご褒美に究極の絶景が待ってる。

靴はちょっとの違和感でもキョリ歩くと相当な違和感になるから靴選びは新調に!街中やったらいいけど山だと最悪帰って来れなくなるもんな。


>のび~
実際は写真で見る100倍以上綺麗やで。
だから癒しも100倍以上。

実は山の方がカラフルかもよ。足下を見れば色んな色の高山植物が生えているし、木々や空も街中とは比べ物にならない程グラデーションが綺麗。冬山ではそうはいかないけど。

>マッチョ
まあ旅行じゃなくてほとんど荒苦行みたいなもんやもんな(笑)
それでも絶景見たさに老若男女が涸沢目指すんだから不思議。

No:753 2009/10/17 10:55 | 花鳥風月 #- URL [ 編集 ]

絶景見たいって気持ちは写真やテレビができても同じやな~。
ただ、名所以外で、偶然にも一期一会ないい景色を
いっぱい見れる時がよりうれしい。

No:754 2009/10/19 23:19 | まっちぃ #- URL [ 編集 ]

これは凄いなぁ、圧巻という言葉がチープに感じるぐらい。

大変な思いをした分だけ良い体験が出来たやん。
素晴らしい写真をありがとう(^-^)

No:755 2009/10/23 03:08 | ケンタス #- URL [ 編集 ]

>まっちょ
日常に潜む絶景も見逃せないよな。

>ケンタス
確かに大変な思いをしなければこれ程の景色を目の当たりにすることも無いし、写真に撮って感動を伝えることもできなかったな。

No:756 2009/10/23 23:22 | 花鳥風月 #- URL [ 編集 ]

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